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HOME > 五十肩は温める?冷やす?整体で改善!その疑問、プロが徹底解説のページ

五十肩の痛み、辛いですよね。夜も眠れないほどの激痛に悩まされたり、服を着るのも一苦労だったり、日常生活に支障をきたすことも少なくありません。温めたら良いのか、冷やした方が良いのか、整体は効果があるのか…様々な情報が溢れる中で、何が正しいのか分からず困っている方も多いのではないでしょうか。この記事では、五十肩の原因や症状、温めるべき時、冷やすべき時など、その疑問をプロが分かりやすく解説します。さらに、整体が五十肩の改善にどのように役立つのか、そのメカニズムや期待できる効果についても詳しくご説明。五十肩に効果的なセルフケアの方法もご紹介するので、この記事を読めば、ご自身に合った適切な対処法を見つけ、痛みを軽減し、快適な日常生活を取り戻すための第一歩を踏み出せるはずです。

1. 五十肩とは何か?

五十肩は、正式には肩関節周囲炎と呼ばれ、肩関節とその周辺組織に炎症や痛み、運動制限が生じる疾患です。中年以降、特に50歳前後の方に多く発症することから、五十肩という俗称で広く知られています。加齢とともに肩関節の柔軟性が低下していくことに加え、日常生活での負担や姿勢の悪さなどが原因となって発症すると考えられています。肩の痛みだけでなく、腕が上がらなくなったり、夜間に痛みが強くなるなど、日常生活に大きな支障をきたすこともあります。

1.1 五十肩の症状

五十肩の症状は、大きく分けて3つの時期に分けられます。それぞれの時期によって症状の特徴が異なるため、適切な対処法も変わってきます。

時期 症状 期間
急性期 強い痛みと炎症が特徴です。少し動かすだけでも激痛が走り、夜間痛で眠れないこともあります。 数週間~数ヶ月
慢性期 痛みはやや軽減しますが、関節の動きが悪くなります。腕が上がらなかったり、背中に手が回らなくなったりするなど、日常生活に支障が出ます。 数ヶ月~半年
回復期 徐々に痛みや運動制限が改善していきます。しかし、完全に元の状態に戻るまでには時間がかかる場合もあります。 数ヶ月~1年以上

1.2 五十肩の原因

五十肩の明確な原因は未だ解明されていませんが、加齢による肩関節周囲の組織の変性や、血行不良、肩関節の使い過ぎや運動不足、不良姿勢、ストレスなどが関係していると考えられています。また、糖尿病や甲状腺疾患などの持病がある方は、五十肩を発症するリスクが高いと言われています。

1.3 五十肩になりやすい人の特徴

五十肩になりやすい人の特徴としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 40代~60代の方
  • デスクワークなど、長時間同じ姿勢で作業をする方
  • 運動不足の方
  • 猫背や巻き肩などの不良姿勢の方
  • 糖尿病や甲状腺疾患などの持病がある方
  • 女性ホルモンの減少による影響を受ける更年期女性

これらの特徴に当てはまる方は、五十肩の予防を意識することが大切です。日頃から肩周りのストレッチや軽い運動を行い、正しい姿勢を保つように心がけましょう。

2. 五十肩を温めるべき場合

五十肩の痛みやこわばりに悩まされている時、温めるべきか冷やすべきか迷う方も多いのではないでしょうか。実は、五十肩の時期によって適切な対処法は異なります。この章では、温めることが効果的なケースと、その方法について詳しく解説します。

2.1 急性期は温めない方が良い理由

五十肩の初期段階、つまり急性期には炎症が強く出ているため、温めることは逆効果になる可能性があります。炎症が悪化し、痛みが増してしまうことがあるため、この時期は温めるのは避けましょう。

急性期の特徴としては、安静時でも強い痛みがある、肩を動かすと激痛が走る、肩の関節周囲が熱を持っている、腫れているなどが挙げられます。これらの症状が見られる場合は、まずは冷やすことを優先しましょう。

2.2 温めることで得られる効果

五十肩の急性期を過ぎ、慢性期に入ると、温めることで様々な効果が期待できます。血行促進効果により、筋肉や関節のこわばりが和らぎ、痛みの緩和につながります。また、温めることで筋肉の緊張がほぐれ、肩関節の可動域の改善も期待できます。

温めることの効果 詳細
血行促進 血行が促進されることで、筋肉や関節への酸素供給が向上し、こわばりが緩和されます。
筋肉の緩和 温熱効果により、緊張した筋肉がリラックスし、痛みが軽減されます。
可動域の改善 筋肉の緊張がほぐれ、関節の動きがスムーズになることで、可動域の改善が期待できます。

2.3 温める際のおすすめの方法(蒸しタオル、入浴など)

五十肩を温める際のおすすめの方法をいくつかご紹介します。

2.3.1 蒸しタオル

電子レンジで温めた蒸しタオルを肩に当てることで、手軽に温めることができます。やけどに注意しながら、心地よい温度で10~15分ほど温めましょう。タオルは清潔なものを使用し、濡らしすぎると重くなって肩に負担がかかるため、適度な水分量に調整することが大切です。

2.3.2 入浴

ぬるめのお湯(38~40度程度)に15~20分程度ゆっくりと浸かることで、全身を温め、血行を促進することができます。入浴剤を使用する場合は、血行促進効果のあるものを選ぶとより効果的です。肩までしっかりとお湯に浸かり、リラックスしながら温まりましょう。湯船の中で軽く肩を回すのも効果的です。ただし、痛みが出る場合は無理に行わないようにしましょう。

2.3.3 使い捨てカイロ

低温やけどに注意しながら、衣類の上から患部に貼ることで、手軽に温めることができます。長時間同じ場所に貼らないようにし、熱すぎると感じたらすぐに剥がしましょう。就寝時は低温やけどの危険性が高まるため、使用は避けましょう。

これらの方法以外にも、温熱効果のあるクリームやジェルなども市販されています。自分に合った方法で、無理なく継続することが大切です。温めても痛みが改善しない場合や、悪化する場合は、自己判断せずに専門家へ相談しましょう。

3. 五十肩を冷やすべき場合

五十肩の痛みや炎症の程度は、その時期や症状の進行度によって大きく異なります。そのため、温めるのが適切な場合もあれば、冷やすのが効果的な場合もあります。特に、炎症が強く出ている時期には、冷やすことで症状を和らげることができます。

3.1 炎症が強い時期は冷やすのが効果的

五十肩の初期段階、つまり急性期には、患部で炎症反応が活発に起こっています。この時期に温めてしまうと、炎症がさらに悪化し、痛みが増強する可能性があります。逆に、冷やすことで炎症を抑え、痛みを軽減する効果が期待できます。ズキズキとした痛みや、熱感、腫れが顕著な場合は、冷やすことを優先しましょう。

3.2 冷やすことで得られる効果

冷やすことで得られる主な効果は以下の通りです。

効果 詳細
炎症の抑制 炎症反応を抑えることで、痛みや腫れ、熱感を軽減します。
痛みの緩和 冷やすことで神経の興奮を抑え、痛みの伝達を抑制します。
腫れの軽減 血管を収縮させることで、患部への血液の流れを抑制し、腫れを抑えます。

3.3 冷やす際のおすすめの方法(保冷剤、冷湿布など)

冷やす際のおすすめの方法としては、保冷剤や冷湿布などがあります。保冷剤を使用する場合は、直接肌に当てないようにタオルなどで包んで使用しましょう。凍傷を防ぐため、15~20分程度を目安に冷やし、時間を空けて再度冷やすようにしてください。市販の冷湿布も手軽に使用できます。貼る時間は製品の説明書に従いましょう。

また、冷水に浸したタオルを絞って患部に当てるのも効果的です。ただし、冷やしすぎると血行が悪くなる可能性があるので、冷たすぎると感じたらすぐに使用を中止しましょう。痛みが強い場合は、これらの方法を組み合わせて行うのも良いでしょう。例えば、保冷剤で冷やした後、冷湿布を貼るといった方法です。自分の症状に合わせて、最適な方法を見つけることが大切です。

4. 五十肩に整体が効果的な理由

五十肩でお悩みの方は、肩の痛みや動きの制限に日常生活で不便を感じていることでしょう。肩関節周囲炎とも呼ばれる五十肩は、自然に治癒することもありますが、適切なケアをしないと慢性化し、長期間にわたって症状が続く可能性もあります。そこで、五十肩の改善に効果的な選択肢の一つとして、整体が注目されています。整体は、身体の構造や機能に着目し、徒手療法を用いて身体のバランスを整える施術です。肩関節の可動性向上や痛みの軽減など、五十肩の症状改善に様々な効果が期待できます。

4.1 整体で期待できる効果

整体では、肩関節周囲の筋肉や組織の状態を丁寧に確認し、個々の状態に合わせた施術を行います。五十肩の改善に整体が効果的な理由を、具体的に見ていきましょう。

4.1.1 肩関節周囲の筋肉の緊張緩和

五十肩は、肩関節周囲の筋肉が緊張し、血行が悪くなることで痛みが生じます。整体では、マッサージやストレッチなどの手技を用いて、緊張した筋肉をほぐし、血行を促進することで、痛みを軽減します。肩甲骨や鎖骨、上腕骨といった肩関節を構成する骨格のバランスも整え、よりスムーズな動きを促します。

4.1.2 関節可動域の改善

五十肩になると、肩関節の動きが悪くなり、腕を上げたり回したりすることが困難になります。整体では、肩関節の可動域を広げるための施術を行い、日常生活での動作をスムーズにします。肩関節の動きを制限している原因を特定し、適切なアプローチで可動域の改善を図ります。

4.1.3 姿勢の改善

猫背や巻き肩などの不良姿勢は、肩関節に負担をかけ、五十肩を悪化させる要因となります。整体では、姿勢の歪みを矯正し、身体全体のバランスを整えることで、肩関節への負担を軽減し、五十肩の再発予防にも効果を発揮します。正しい姿勢を維持するためのアドバイスも受けられます。

4.1.4 炎症の抑制

五十肩の急性期では、炎症が強く出ている場合があり、痛みが激しいことがあります。整体では、炎症を抑制するための施術を行い、痛みの緩和を図ります。炎症の程度に合わせて適切な施術を選択し、症状の悪化を防ぎます。

4.2 五十肩における整体の役割

整体は、五十肩の症状を改善するだけでなく、根本的な原因にアプローチすることで再発を予防する役割も担っています。五十肩の改善において、整体がどのような役割を果たすのか、さらに詳しく見ていきましょう。

4.2.1 痛みの緩和と可動域の改善

役割 詳細
痛みの緩和 肩関節周囲の筋肉の緊張を緩和し、血行を促進することで痛みを軽減します。炎症を抑える施術も取り入れ、痛みの悪化を防ぎます。
可動域の改善 肩関節の動きを制限している原因を特定し、可動域を広げるための適切な施術を行います。日常生活での動作をスムーズにするサポートをします。

4.2.2 自己治癒力の向上

整体は、身体全体のバランスを整え、自然治癒力を高める効果も期待できます。自己治癒力が高まることで、五十肩の症状改善が促進され、再発予防にも繋がります。

4.2.3 日常生活のアドバイス

整体師は、日常生活での姿勢や動作の注意点、適切なセルフケア方法などをアドバイスします。専門家からのアドバイスを受けることで、五十肩の再発を防ぎ、健康な状態を維持することができます。

整体は、五十肩の痛みや可動域制限の改善に効果的なだけでなく、根本原因にアプローチし、再発予防にも貢献します。五十肩でお悩みの方は、整体を検討してみるのも良いでしょう。

5. 五十肩の改善に効果的なセルフケア

五十肩の痛みや可動域制限を和らげるためには、セルフケアが重要です。適切なセルフケアを行うことで、症状の悪化を防ぎ、回復を促進することができます。ここでは、五十肩に効果的なセルフケアとして、ストレッチ、筋力トレーニング、日常生活での注意点について詳しく解説します。

5.1 ストレッチ

五十肩のストレッチは、肩関節周囲の筋肉の柔軟性を高め、痛みを軽減する効果が期待できます。痛みを感じない範囲で、無理なくゆっくりと行うことが大切です。

5.1.1 肩甲骨のストレッチ

肩甲骨を動かすことで、肩関節の動きをスムーズにします。肩甲骨を上下、内外、回旋させる動きを意識して行いましょう。

5.1.2 振り子運動

前かがみになり、リラックスした状態で腕を振り子のように前後に、左右に、そして円を描くように動かします。重力を利用して腕を動かすことで、肩関節への負担を軽減しながらストレッチできます。

5.1.3 タオルストレッチ

タオルの両端を持ち、背中の後ろで上下に動かすことで、肩関節の可動域を広げます。タオルを使うことで、手が届きにくい範囲もストレッチできます。

5.2 筋力トレーニング

五十肩では、肩関節周囲の筋肉が弱化している場合が多く、筋力トレーニングによって筋肉を強化することで、肩関節の安定性を高め、再発予防にも繋がります。軽い負荷から始め、徐々に負荷を上げていくようにしましょう。

5.2.1 チューブトレーニング

ゴムチューブを用いたトレーニングは、負荷の調整が容易で、自宅でも手軽に行えます。内旋、外旋、挙上など、様々な方向へのトレーニングが可能です。

5.2.2 ダンベル体操

軽いダンベルを用いたトレーニングは、肩関節周囲の筋肉を効果的に強化できます。適切な重量を選択し、正しいフォームで行うことが重要です。

5.3 日常生活での注意点

五十肩の改善には、日常生活での注意点も重要です。痛みを悪化させるような動作を避け、肩関節を保護するよう心がけましょう。

注意点 具体的な行動
重いものを持ち上げない 買い物袋を持つ際は、両手に均等に荷物を分けたり、リュックサックを使用する
高い場所に手を伸ばさない 高い場所にあるものは、踏み台を使用する
同じ姿勢を長時間続けない デスクワーク中は、こまめに休憩を取り、軽いストレッチを行う
冷えに注意する 寒い時期は、肩を冷やさないようにストールやカイロを使用する
適切な睡眠をとる 睡眠不足は、体の回復力を低下させるため、質の良い睡眠を心がける

これらのセルフケアは、五十肩の症状改善に効果的ですが、症状が重い場合や、セルフケアで改善が見られない場合は、専門家への相談も検討しましょう。

6. 五十肩の治療法と整体との併用

五十肩の治療は、その症状や進行度によって様々なアプローチがあります。整体との併用を検討する方も多いでしょう。ここでは、五十肩の一般的な治療法と、整体との相乗効果について解説します。

6.1 病院での治療法

病院で行われる五十肩の治療法は、主に保存療法と手術療法に分けられます。保存療法が中心となり、手術療法が行われることは稀です。

6.1.1 保存療法

保存療法には、薬物療法、注射療法、物理療法などがあります。

治療法 内容 効果
薬物療法 痛みや炎症を抑えるために、鎮痛剤や消炎鎮痛剤が処方されます。 痛みや炎症を軽減し、日常生活を楽にします。
注射療法 炎症を抑えるステロイド注射や、ヒアルロン酸注射などが行われます。 痛みや炎症を強力に抑え、関節の動きをスムーズにする効果があります。
物理療法 温熱療法、冷却療法、電気療法、超音波療法など、様々な方法があります。患部の状態に合わせて適切な方法が選択されます。 痛みを和らげ、血行を促進し、関節の動きを改善します。

6.1.2 手術療法

保存療法で効果が見られない場合、関節鏡視下手術などが検討されることがあります。しかし、五十肩で手術を行うケースは非常に稀です。

6.2 整体との併用で相乗効果

整体は、病院での治療と併用することで、より効果的な改善が期待できます。整体では、筋肉や関節のバランスを整え、身体の歪みを矯正することで、五十肩の根本的な原因にアプローチします。

6.2.1 整体で期待できる効果

  • 肩関節周囲の筋肉の緊張緩和
  • 血行促進による痛みの軽減
  • 関節可動域の改善
  • 姿勢の改善

整体と病院での治療を組み合わせることで、相乗効果が期待できます。例えば、病院で痛みや炎症を抑えつつ、整体で肩関節周囲の筋肉の緊張を緩和し、可動域を広げることで、よりスムーズな回復を目指せます。ただし、整体はあくまでも補助的な役割を果たすものであり、自己判断で治療法を選択するのではなく、医師や専門家と相談しながら進めていくことが重要です。

五十肩の改善には、根気強く治療を続けることが大切です。焦らず、自分の身体と向き合いながら、適切な治療とセルフケアを継続することで、健康な肩を取り戻しましょう。

7. 五十肩に関するよくある質問

五十肩に関する様々な疑問にお答えします。

7.1 温めるのと冷やすのはどちらが良い?

五十肩の症状は時期によって変化するため、温めるべきか冷やすべきかは一概には言えません。炎症が強く痛みや熱感が強い急性期には、患部を冷やすことで炎症を抑え、痛みを和らげることが効果的です。一方、慢性期に入り、痛みよりも肩の動きの悪さが気になる場合は、温めることで血行を促進し、筋肉の緊張を緩和することができます。

ご自身の症状に合わせて、温める、冷やすを使い分けることが大切です。痛みが強い場合は冷やし、肩が動きにくい場合は温める、というように症状の変化に合わせて対応しましょう。

7.2 整体はどのくらいの頻度で通うべき?

整体に通う頻度は、症状の程度や整体院の方針、個々の生活スタイルによって異なります。一般的には、症状が重い時期は週に1~2回、症状が落ち着いてきたら2週間に1回、または月に1回程度が目安となります。

整体院で施術を受けるだけでなく、自宅でのセルフケアを併用することで、より効果的に五十肩を改善することができます。整体院で適切なアドバイスを受け、自分に合ったケア方法を見つけることが重要です。

症状の程度 通院頻度の目安
症状が重い時期 週1~2回
症状が落ち着いてきたら 2週間に1回、または月に1回

7.3 五十肩は自然に治る?

五十肩は、自然に治ることもありますが、数年かかる場合もあります。また、適切なケアを行わないと、痛みが残ったり、肩の動きが悪くなったりする可能性があります。早期に適切なケアを行うことで、症状の悪化を防ぎ、回復を早めることができます。

整体やセルフケアを積極的に行い、日常生活でも肩に負担をかけないように注意することで、五十肩の改善を促進しましょう。

7.4 五十肩の予防はできる?

五十肩を完全に予防することは難しいですが、日頃から肩周りの筋肉をほぐし、血行を良くすることで、発症のリスクを減らすことができます。

適度な運動、ストレッチ、正しい姿勢を意識するなど、日常生活の中でできることから始めてみましょう。例えば、肩甲骨を動かす運動や、肩を回すストレッチは効果的です。また、デスクワークなどで長時間同じ姿勢を続ける場合は、こまめに休憩を取り、肩を動かすように心がけましょう。

7.5 五十肩と四十肩の違いは?

四十肩と五十肩は、どちらも肩関節周囲炎という同じ病気ですが、発症する年齢層が異なるだけで、症状や原因に大きな違いはありません。四十肩は40代に、五十肩は50代に発症することが多いというだけで、基本的には同じ病気を指します。

7.6 日常生活で気を付けることは?

五十肩の症状があるときは、日常生活で肩に負担をかけないようにすることが大切です。重いものを持ち上げたり、無理な姿勢で作業したりすることは避けましょう。また、就寝時の姿勢にも注意が必要です。患部を圧迫しないような姿勢で寝るように心がけましょう。横向きで寝る場合は、抱き枕などを使うと楽に寝ることができます。

入浴時には、温かいシャワーで患部を温め、血行を促進することも効果的です。ただし、急性期で炎症が強い場合は、冷やす方が良い場合もありますので、ご自身の症状に合わせて対応しましょう。

7.7 整体以外で効果的な治療法は?

五十肩の治療法は、整体以外にも様々な方法があります。薬物療法、物理療法、運動療法など、症状や状態に合わせて適切な治療法を選択することが重要です。

治療法 内容
薬物療法 痛み止めや消炎鎮痛剤を服用することで、痛みや炎症を抑えます。
物理療法 温熱療法、電気刺激療法、超音波療法など、物理的な刺激によって痛みを緩和し、治癒を促進します。
運動療法 ストレッチや筋力トレーニングなど、適切な運動を行うことで、肩関節の可動域を広げ、機能を回復させます。

これらの治療法は、単独で行うよりも、組み合わせて行うことでより効果的になります。例えば、整体と運動療法を組み合わせることで、より効果的に五十肩を改善することができます。

8. まとめ

五十肩は、中高年によく見られる肩関節周囲炎です。肩の痛みや動きの制限を引き起こし、日常生活に支障をきたすこともあります。この記事では、五十肩の症状や原因、温めるべき場合、冷やすべき場合、そして整体の効果について解説しました。

五十肩の急性期、つまり炎症が強い時期は、患部を冷やすことで炎症を抑え、痛みを軽減することが効果的です。保冷剤や冷湿布などを用いて、15~20分程度冷やすのがおすすめです。一方、慢性期、つまり痛みが落ち着いてきた時期には、温めることで血行を促進し、肩関節の動きをスムーズにする効果が期待できます。蒸しタオルや入浴などで患部を温めましょう。ただし、温めすぎると炎症を悪化させる可能性があるので注意が必要です。

整体は、五十肩の改善に効果的なアプローチの一つです。肩関節周囲の筋肉の緊張を緩和し、関節の可動域を広げることで、痛みや動きの制限を改善する効果が期待できます。セルフケアとしてストレッチや筋力トレーニングを行うことも効果的ですが、自己流で行うと症状を悪化させる可能性もあるため、専門家の指導を受けることが推奨されます。五十肩は自然治癒することもありますが、適切なケアを行うことで、より早く症状を改善し、再発を予防することができます。何かお困りごとがありましたら当院へお問い合わせください。

アクセス

院名 開成カイロプラクティック SIO
住所 〒258-0021 神奈川県足柄上郡開成町吉田島3757-2-B
アクセス 小田急小田原線 開成駅 西口から徒歩1分
マックスバリュ開成駅前店の駐車場向かい。入船食堂の横


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